ゴルフ初心者は何から始めればいいの?練習方法や買うものや注意点を紹介!
「ゴルフを始めてみたいけど、何から始めればいいのかわからない……」
「ゴルフ初心者はまず何をしたらいいの?」
と思っている人もいるでしょう。
ゴルフは覚えることや用意するものがいくつかあるので、初心者は迷いやすいです。
そこでこの記事では、ゴルフ初心者に向けてゴルフの始め方や注意点をお伝えしていきます。
最後まで読めば、初心者がゴルフを始めるには何をしたらいいのかわかるようになるでしょう。
ゴルフ初心者の人やゴルフに興味がある人は、ぜひ参考にしてください。
ゴルフ初心者がコースデビューするまでの流れ
ゴルフといえば、コースを回ることを思い浮かべる人も多いでしょう。
しかし、いきなりコースデビューをしても、ルールがわからなかったり、道具をうまく使えなかったりして楽しむことが難しいです。
そのため、ゴルフ初心者は、以下の流れに沿ってコースデビューするのがおすすめです。
- ゴルフを体験する
- ゴルフの基礎知識を覚える
- ゴルフの練習をする
- ゴルフの道具を用意する
- ゴルフのコースデビューをする
やることが多いように見えますが、一つひとつは時間さえかければ難しいことはないため、安心してください。
それぞれ順番に解説していきます。
ゴルフを体験する
まずはゴルフを体験してみましょう。「ゴルフを体験するのって大変じゃないのか?」と思うかもしれません。しかし、打ちっぱなしやシミュレーションゴルフなら手軽にゴルフを体験できます。
実際にやってみると、クラブの使い方やボールの打ち方を学びやすくなります。なお、自分だけではどうしたらいいのか迷うと思うので、ゴルフの経験者の友人に来てもらうのがおすすめです。
なお、ゴルフを体験する際には、ケガの防止のためゴルフグローブを着用しましょう。
ゴルフの道具は、新型コロナウイルスの影響でレンタルできる場所が少なくなっています。レンタルがない場合は、ゴルフショップやECサイトで購入しましょう。値段は3,000円程度~です。
ゴルフの基礎知識を覚える
ゴルフはルールやクラブの使い方など基礎知識が必要です。一度にすべて覚えるのは難しいので、徐々に覚えていきましょう。
最低限覚えておきたいマナーについては、記事の後半で紹介します。気持ちよくプレーするためにも、しっかり確認しましょう。
ゴルフの練習をする
ゴルフを体験して基礎知識を覚えても、すぐにコースを回るのは避けたほうがいいでしょう。
ボールを真っすぐ打てないと、なかなか楽しめない上に、一緒にコースを回る人たちにも迷惑をかけるかもしれません。
打ちっぱなしに何度か行って、空振りせずにボールを真っすぐ飛ばせる状態にしておくことをおすすめします。
できれば、飛距離も出せるようにしておくのが望ましいです。
ゴルフの道具を用意する
ゴルフには、必要な道具があります。コースデビュー前に揃えておきましょう。
- ゴルフクラブ
- ゴルフボール
- キャディーバッグ
- ゴルフシューズ
- ゴルフウェア
- ゴルフグローブ
最初は高級なものを用意する必要はありません。初心者用の道具を買うようにして、技術が上がったら上級者向けの道具を買ってもよいでしょう。
なお、ゴルフクラブやゴルフシューズを購入したら、一度打ちっぱなしに行って、扱いに慣れておくことをおすすめします。
ゴルフのコースデビューをする
実際にゴルフのコースに参加しましょう。コースデビューの際は、ゴルフが始まる2時間前にはゴルフ場に到着しておくと、余裕を持って支度をできるでしょう。
一緒にコースを回る人たちには、あらかじめ「初心者なので、迷惑をかけるかもしれませんが、いろいろ教えてもらってもいいでしょうか?」と伝えておくと、周りの人も親切にしてくれるでしょう。
スコアは気にせずに、まずはコースを回ることを意識します。天気のいい日なら、初めてのコースでもきっと楽しめるでしょう。
ゴルフ初心者のスコアは女性130~160、男性120~150
ゴルフ初心者のスコアはどのくらいのものでしょうか?
一般的には、初心者の場合は以下のようなスコアになると言われています。
- 女性130~160
- 男性120~150
ただし、スコアはあくまでも目安なので、参考程度に覚えておきましょう。
なお、スコアを記録しておくと、技術が向上したときに「ゴルフを始めたばかりのころは、こんなスコアだったな」と振り返れます。
ゴルフのスコアは経験を積むごとに伸びていくため、恥ずかしがらずに記録しておくことをおすすめします。
ゴルフ初心者の注意点・ポイント
ゴルフ初心者が覚えておきたい注意点・ポイントは、主に次のとおりです。
- 打ちっぱなしは70~100球を目安にする
- ケガに気をつける
- 失敗しても過度に気にしない
- 経験者とラウンドをまわる
- ショートコースも活用する
覚えておくと、上達が早くなることが期待できるので、ぜひ参考にしてください。
打ちっぱなしは70~100球を目安にする
打ちっぱなしはゴルフの基礎を技術を身につけられるため、おすすめの練習方法です。球数を事前に決めておくことで、雑にならずに効率的に練習ができます。
球数は70~100球を目安しましょう。100球以上を考えなしに打つよりも、フォームを確認しながら70~100球を丁寧に打ったほうが技術は向上しやすいです。
ケガに気をつける
ゴルフをする際にはケガに注意しましょう。
間違った姿勢でスイングをすると、身体を傷める恐れがあります。また、クラブをスイングしている人のそばに近づくと、ケガをする恐れもあります。
特に打ちっぱなしでは、気をつけていないと隣の人のクラブに当たる恐れもあります。できるだけ、隣に人がいない打席で練習するようにしましょう。
ケガを防止するために、周囲に気をつけながら、練習やコースを回るようにしましょう。
失敗しても過度に気にしない
初心者のうちは、空振りをしたり、ミスショットをしたり失敗をすることもあるでしょう。しかし、失敗をしても過度な気にしすぎは禁物です。
「こんなこともある」と気持ちを切り替えて、練習やプレーを続けましょう。練習やプレーを続けるうちに技術も向上するので、失敗の頻度も減っていきます。
経験者とラウンドを回る
初心者のうちは、経験者と一緒にラウンドを回ることをおすすめします。
コースの攻め方やバンカーにはまったときの抜け出し方などを教えてもらえる可能性が高いからです。
「上手な人と回ると迷惑をかけてしまうかも」と思わずに、できるだけ経験者と一緒に回るようにするといいでしょう。
ショートコースも活用する
初心者のうちは、ボールの飛距離が長くないので、普通のコースを回るのは大変かもしれません。そのため、ショートコースもおすすめです。
ショートコースなら、ボールの飛距離が長くなくても楽しくラウンドを回りやすいでしょう。
ゴルフ初心者が覚えておきたいマナー
「ゴルフは紳士淑女のスポーツ」と呼ばれ、さまざまなマナーがあります。
ゴルフ初心者が覚えておきたいマナーをジャンル別に紹介します。
- 服装のマナー
- 打ちっぱなしのマナー
- グリーン上でのマナー
- バンカーでのマナー
- クラブハウスでのマナー
自分や周りが気持ちよくプレーできるように覚えておきましょう。
服装のマナー
服装のマナーは次のとおりです。
- ラフすぎる格好を避ける
- スパイクは履かない
- 襟付きのゴルフウェアを着る
ゴルフの服装はTシャツ、スウェット、サンダルやデニムなどのラフ過ぎる服装は避けましょう。
また、芝生を傷付けてしまうため、スパイクも禁止です。襟付きのゴルフウェアとゴルフシューズを選びましょう。
他のプレイヤーに嫌な想いをさせないためにも、マナーは守りましょう。
打ちっぱなしのマナー
打ちっぱなしのマナーは、主に以下のとおりです。
- 動画や写真の映り込みに気をつける
- 静かにする
- 打席より前に出ない
- 他の人の打席に近づかない
- 打ちっぱなしの場所ごとのルールを守る
フォームを確認したい気持ちはわかりますが、動画や写真を撮る際は他の人が映らないようにしましょう。
また、静かに練習して、できるだけ私語は避けるのがマナーです。
打席より前に出てしまうと他の人のボールが当たる恐れがあるため、注意しましょう。
もしクラブが飛んでいってしまっても、自分で取りに行かずに係の人に相談しましょう。
なお、他の人の打席に近づかないこともマナーです。
また、打ちっぱなしの場所ごとに「2ドライバーの禁止」「飲食禁止」など、独自のルールがある場合があります。独自のルールも事前に確認して、きちんと守りましょう。
グリーン上でのマナー
グリーン上でのマナーは、次の3つです。
- 走らない
- 「OK」と言われたらボールをピックアップする
- カップの周りにはできるだけ近づかない
グリーン上で走ってしまうと、芝を傷つける恐れがあります。そのため、走るのは厳禁です。
カップから1グリップ(約30センチ)内にボールが入ったら、「OK」と言われることがあります。これは、「ほぼ入るだろうからパットを省略してください」という意味です。
「OK」と言われているのに、カップインするのは失礼な行為なので、何もせずにボールをピックアップしましょう。
また、カップの周りはデリケートなので、できるだけ近づかないようにするのもマナーです。ボールを取り出す際にも、カップの淵に手が当たらないようにしましょう。
バンカーでのマナー
バンカーでのマナーは、主に次の2つです。
- ヘリが低い、ボールに近い場所から入る
- 足跡は消しておく
- 入ってきたところから出る
できるだけバンカーの砂を崩さないように、ヘリが低い、ボールに近い場所から入るのがマナーです。
また、他の人のボールが入るのを避けるため、足跡は消しておきましょう。
また、バンカーは砂を崩さないように、入ってきたところから出るのがマナーです。
クラブハウスでのマナー
クラブハウスとは、ゴルフ場内にある建物のことです。
クラブハウスの中には、ロッカーや休憩所があります。クラブハウスでのマナーは以下のとおりです。
- 通話は許可されている場所だけでおこなう
- 帽子やサングラスを外す
- 泥を洗い流してから入る
- ロッカールームで飲食をしない
クラブハウスで通話をする場合は、許可された場所でおこなうようにしましょう。
なお、クラブハウス内では帽子やサングラスを外すのがマナーです。
ラウンドから戻ってきた際は、クラブハウスに入る前に靴についた泥を洗い流してから入りましょう。
また、ロッカールームで飲食すると、臭いが他の利用者の迷惑になる恐れがあるため、避けましょう。
ゴルフ初心者におすすめのゴルフレッスンの種類
「早く上達したい」「もっとゴルフがうまくなりたい」と考えている人は、ゴルフレッスンがおすすめです。
ゴルフ初心者におすすめのゴルフレッスンの種類を紹介していきます。
- グループレッスン
- マンツーマンレッスン
- ラウンドレッスン
すべての種類のレッスンを受ける必要はありません。効率よく上達したい人は、覚えておきましょう。
グループレッスン
グループレッスンは3名~8名でレッスンを受けます。同じくらいのレベルの人と一緒に楽しく学べます。
マンツーマンよりも料金が安くなりやすいですが、自分の癖を細かく見てもらう機会は少なくなります。
マンツーマンレッスン
マンツーマンレッスンはその名のとおり、講師と生徒が1対1でレッスンをおこないます。
自分のクセに合わせてレッスンを受けられるため、上達しやすいです。
ただし、料金はグループレッスンよりも高い傾向があります。
ラウンドレッスン
ラウンドレッスンは、講師と一緒に実際のコースを回るレッスンです。ラウンドのマナーやルール、コースの攻め方を覚えることができます。
スコアを伸ばすには根気よくレッスンを続けるのがおすすめ
「初心者がスコアを伸ばすにはどうしたらいいの?」と疑問に思っている人もいるでしょう。
しかし、独学でいくら練習してもスコアは伸びにくいです。
スコアを伸ばすには、根気よくレッスンを続けるのがおすすめです。
根気よく練習することで技術が付いたり、筋力が付いたりしてスコアが伸びやすくなります。
なかなか伸びないと感じていても、講師からのフィードバックを受けながら練習を続ければ、ある日スコアが伸びる瞬間がくるでしょう。
「今は一時的にスコアが伸びていないけど、改善しながら続けてみよう」と考え、練習をしていきましょう。
ゴルフを始めてみましょう
「ゴルフを始めてみたいけど、なかなかきっかけがなかった」という人もいるでしょう。
ゴルフを始めるには、以下の流れで進めましょう。
- ゴルフを体験する
- ゴルフの基礎知識を覚える
- ゴルフの練習をする
- ゴルフの道具を用意する
- ゴルフのコースデビューをする
やることが多く思えますが、難しいことはないので一つひとつ取り組んでいきましょう。
いざやってみると「楽しい」と感じ、ゴルフが人を惹きつける理由がわかるかもしれません。
思い切ってゴルフを始めて、ゴルフを楽しんでみましょう。
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