ドライバーの平均飛距離の目安を年代別(20代~60代)に紹介!
「自分の年齢の平均飛距離はどのくらい?」
「同年代の中では、どのくらいの飛距離を目指せばいい?」
「年齢に関係なく、飛距離を伸ばすにはどうしたらいい?」
と疑問に思っている人もいるでしょう。
同年代の平均飛距離の目安を覚えておくと、自分のレベルを把握しやすいです。
そこでこの記事では、ドライバーの平均飛距離の目安を年代別に解説しています。また、飛距離を伸ばすための方法もあわせてお伝えしています。
飛距離を伸ばせるとスコアも伸びやすいです。年代別の飛距離の目安を知りたい人、飛距離を伸ばしたい人は、ぜひ参考にしてください。
【年代別】ドライバーの平均飛距離の目安
ここでは、一般的に言われているドライバーの平均飛距離の目安を年代別に解説しています。
- 20代の平均飛距離の目安
- 30代の平均飛距離の目安
- 40代の平均飛距離の目安
- 50代の平均飛距離の目安
- 60代の平均飛距離の目安
ぜひ参考にしてください。なお、初心者の場合は、それぞれの年代の平均飛距離の目安よりも20ヤード引いた数値が飛距離の目安になります。
20代の平均飛距離の目安
20代の平均飛距離の目安は以下の通りです。
20代の平均飛距離の目安
男性 | 女性 |
---|---|
250 | 200 |
男女とも体力があるため、残りの年代に比べて、飛距離が出やすいです。
30代の平均飛距離の目安
30代の平均飛距離の目安は、以下のようになります。
30代の平均飛距離の目安
男性 | 女性 |
---|---|
240 | 190 |
20代よりは飛距離の平均は落ちますが、人によっては20代の頃よりも飛距離を伸ばしている人もいるでしょう。
40代の平均飛距離の目安
40代の平均飛距離の目安は、以下のようになります。
40代の平均飛距離の目安
男性 | 女性 |
---|---|
230 | 180 |
年齢を重ねた分、飛距離は落ちやすくなります。
50代の平均飛距離の目安
50代の平均飛距離の目安は、以下のようになります。
50代の平均飛距離の目安
男性 | 女性 |
---|---|
220 | 170 |
平均飛距離はさらに落ちていきます。
60代の平均飛距離の目安
60代の平均飛距離の目安は、以下のようになります。
60代の平均飛距離の目安
男性 | 女性 |
---|---|
210 | 160 |
20代と40歳の開きがあるため、当然ながら平均飛距離は落ちます。しかし、飛距離を伸ばせるため、あきらめるのはまだ早いでしょう。
飛距離を伸ばすために必要なポイント
飛距離を伸ばすために必要なポイントは以下のとおりです。
- スイングのフォーム
- ミート率
- ヘッドスピード
- スピン量
- ゴルフクラブ
- ゴルフボール
それぞれ解説していきます。
アドレス
アドレスが間違っていると、その後に頑張っても飛距離が出にくいです。
アドレスが間違っていないか、一度確認してみることをおすすめします。
スイングのフォーム
スイングのフォームも重要です。上半身だけで打っている「手打ち」になると、飛距離が伸びません。また、ダフリやトップ、スライスなどのミスにもつながります。
下半身が使えているかを確認しましょう。
ミート率
ミート率は、ボールにどれだけ力を伝えられたかを表す数値です。
ミート率が高いほど、ボールの飛距離が伸びます。ミート率を上げるには、ボールを芯でとらえればいいです。
クラブを腰から反対の腰の高さまで振る「ハーフスイング」で練習しましょう。
しっかりとボールを芯でとらえられるようになれば、ハーフスイングでも飛距離を出せるようになります。
最初はゆっくりでも、ボールの芯に当てるように意識をしましょう。慣れてきたら、フルスイングでもボールの芯に当てられるように練習しましょう。
よいクラブでもボールの芯を外すと飛距離が伸びにくくなるため、注意が必要です。
スピン量
スピン量も飛距離に影響します。
バックスピンがかかっていることで、ボールに対して「揚力(ようりょく:上昇する力)」が働き、弾道が高くなり飛距離が伸びます。
ただし、スピン量が多すぎると、揚力が大きくなり吹き上がりすぎて飛距離が伸びなくなります。
ドライバーの理想的なバックスピンの量は2,500回転/分前後とされています。
スピン量はゴルフ練習場などに設置されている計測器で測れます。
ただ、スピン量の計測ができない機器もあるため、事前に電話やメールでゴルフ練習場に問い合わせてみることをおすすめします。
ヘッドスピード
ドライバーの飛距離は「ヘッドスピード×5.5」で求められます。
例えば、ヘッドスピードが40m/sなら220ヤード(40m/s×5.5)飛ぶと予想できます。
ヘッドスピードを上げるためには、重たいクラブと軽いクラブを交互に20回ずつ振るのが効果的です。
また、リラックスして体全体を使えればヘッドスピードを上げやすいです。逆に力んでしまうと、スムーズなスイングにならず、ヘッドスピードが下がりやすくなります。
ヘッドスピードは練習場やシミュレーションゴルフで計測できるため、一度自分のヘッドスピードを測ってみてもいいでしょう。
ゴルフボール
ゴルフボールを替えると飛距離が伸びやすいです。
飛距離が出やすいディスタンス系のゴルフボールを使うのがおすすめです。
ディスタンス系のゴルフボールの中心のコアが柔らかく、表面が硬く、衝撃がボールに伝わりやすいため、飛びやすくなっています。ゴルフボールを替えるだけでも、飛距離が伸びやすいです。
なお、練習場のゴルフボールは練習用の1ピース(1層)のボールが使われている場合が多いため、2コア(2層)のピースの方が飛びやすいです。
ゴルフクラブ
クラブを変更するだけでも、飛距離は伸びやすいです。ヘッドの形状や素材、シャフトの長さ、硬さや重さで飛距離は変わります。
特にシャフトが重要で、シャフトの硬さによっては、しなることで飛距離が伸びます。また、シャフトの重さはヘッドスピードにも影響します。
年齢に負けないためにする方法
上で紹介したように、年齢を重ねるごとに飛距離は落ちていきやすくなります。しかし、年齢に負けないためにとれる方法はあります。
「年を重ねても飛距離を伸ばしたい」と思う人は、ぜひ参考にしてください。
- アドレスを見直す
- ハーフスイングをする
- 柔軟体操をする
- 筋トレをする
- 飛距離が出やすいボールを使う
- 新しいクラブを使う
すべておこなう必要はないため、できそうなものから取り組んでみてください。
アドレスを見直す
アドレスが間違っていると、いくら練習してもいい道具を使っても飛距離が伸びにくいです。
まずはアドレスを見直しましょう。アドレスが正確であれば、飛距離が伸びるだけなく、狙ったとおりの場所にショットを打ちやすくなるため、スコアを伸ばしたい人は特に気をつけたい点です。
アドレスについては、以下の記事で詳しく解説しています。
ハーフスイングをする
ハーフスイングをするをすることで、フォームを見直しやすくなり、ミート率を上げられます。
最初は素振りで、慣れてきたらボールを使ってハーフスイングをしましょう。最初はゆっくりでも、ボールの芯に当てることを意識しましょう。
ハーフスイングで芯でボールを打てるようになったら、フルスイングでもボールの芯に当てやすくなるでしょう。
柔軟体操をする
体が硬い場合は、スムーズなスイングが難しくなります。特に年齢を重ねるほど、体が硬くなっていきます。
そのため、柔軟体操をして体の柔らかさを保ちましょう。
お風呂上りに柔軟体操をすると、体が柔らかくなりやすいです。ただし、無理は禁物です。焦らずに体を伸ばしましょう。1週間、2週間と柔軟体操をしていくうちに体が柔らかくなっていくでしょう。
柔軟性が高まれば、日常生活でもケガをしにくくなるでしょう。
筋トレをする
「ゴルフに筋トレは必要ない」と言われてきましたが、近年では筋トレをしたほうが飛距離が出やすいと言われています。
筋トレをして筋肉をつけておくと、ラウンドの後半でもブレなく安定してスイングができるでしょう。特に、下半身と体幹の筋肉が重要です。
年齢を重ねると筋力も落ちやすいため、年齢を重ねている人は筋トレをするのが賢明です。
筋トレの効果を確かめたい場合は、練習場やシミュレーションゴルフでヘッドスピードを計測してみましょう。ヘッドスピードが上がったら筋トレの効果があった証拠です。
「どんな筋トレをしたらいいのか知りたい」という人もいるでしょう。ゴルフにおすすめの筋トレは、以下の記事で紹介しています。
飛距離が出やすいボールを使う
飛距離が出やすいボールを使うのも効果的です。
ディスタンス系のボールなら、ボールの表面が硬くインパクトの力が伝わりやすいため、飛距離が出やすいです。逆に、表面が柔らかいボールはスピンをかけやすいですが、力が伝わりにくいため、飛距離が出にくいです。
「飛距離を伸ばしたい」と思っている人は、ボールを替えてみるのもおすすめです。
おすすめのゴルフのボールについては、以下の記事で詳しく解説しています。
新しいクラブを使う
5年以上同じドライバーを使っている場合、シャフトの重さや硬さが自分に合っていない恐れがあります。
クラブを替えるかシャフトを替えてみるだけでも、飛距離が伸びるかもしれません。
ただし、クラブは値段よりも自分に合っているかで選ぶようにしましょう。特に、ヘッドやシャフトは飛距離に影響が大きいため、重要です。
なお、シャフトのしなりをうまく使えると男女ともに飛距離を伸ばしやすいです。
シャフトについては、詳しくは以下の記事で解説しています。
自分のスイングに合わせたシャフトを選ぶのが賢明です。シャフトを選ぶ際には、ゴルフショップでフィッティングをおこなうとよいでしょう。
「お店の人の迷惑になるのでは?」と不安に思うかもしれませんが、気になるクラブがあれば勇気を出して「フィッテイングはできますか?」と聞いてみましょう。
ゴルフのスクールやプロのレッスンを利用するのも手
「効率的に飛距離を伸ばしたい」と思っているなら、ゴルフスクールやプロのレッスンを受けてみるのをおすすめします。
飛距離を出すために必要な技術を教えてもらえます。
また、独学で練習しているけど、なかなか飛距離が伸びないという人にも、ゴルフスクールやプロのレッスンはおすすめです。
自分ではなかなか気づけない改善点のフィードバックをしてくれます。
アドレスやフォームは自分ではよいと思っていても、間違っている場合があります。
変なクセがつくと、いくら練習しても飛距離が伸びにくく、直すのも大変です。早く上達したい人は、ゴルフスクールやプロのレッスンを利用するのも手段の一つです。
グループレッスンであれば、ゴルフを一緒に楽しめる仲間も増えるため、おすすめです。自分の年齢とは違った世代のゴルフ仲間もできるため、楽しいでしょう。
年代別のゴルフの飛距離を覚えておきましょう
年代別のゴルフの飛距離を覚えておくと、自分が同年代に比べて飛距離を出せているか把握できるため、便利です。
自分の年齢の飛距離だけでも覚えておきましょう。
なお、上でもお伝えしましたが、ゴルフで飛距離を伸ばしたい場合は、ゴルフスクールやプロのレッスンを活用しましょう。
独学で気合を入れて練習しても、改善点を見つけられずに飛距離が伸びないことはよくあります。
その点、ゴルフスクールやプロのレッスンを利用すると、効率的に練習が可能です。
初心者の人は基礎を固めるために、ゴルフスクールを利用することをおすすめします。中級者や上級者ならプロのレッスンを受けると、より専門的な技術や知識を得られます。
自分のスイングの改善点や飛距離を伸ばすためのポイントを教えてもらえるため、短期間で効率的に飛距離を伸ばしたい人には特におすすめです。「自分でもビックリするぐらい飛距離が伸びた」と感動するかもしれません。
飛距離をアップできれば、スコアが上がるだけでなく、気持ちよくショットを打てるため、ゴルフをより楽しめるようになるでしょう。
飛距離をアップさせられれば、周りから「ナイスショット」と言われる機会も増えるかもしれません。
年代別の飛距離を覚えて、ぜひ飛距離アップに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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